留学が辛い、早く日本に帰りたい。ストレスの原因と改善策

カナダ生活
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カナダのバンクーバーに留学して早1年が経過しました。これまで何度も、留学が辛い、早く日本に帰りたい。と思って過ごしてきました。

もちろん私はカナダに来る前までは楽しみで仕方がなく、期待を胸にワクワクしていました!しかし、留学は楽しいだけでなく想像とは違うものでもあったのです。

私の経験が、留学に来て同じく辛い思いをしている方々への、共感や乗り越えるための手助けになればいいなと思います。また、こんな思いしてる人がいるんだーと見てもらえれば嬉しいです。

 

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語学学校でのジェネレーションギャップと人間関係

私はカナダに来てすぐに、語学学校に4ヶ月通ったのですが、そこでのジェネレーションギャップと人間関係にストレスを感じてしまいました。私はアラサーですが、そこの語学学校には10代の高校生や大学生が多く、社会人経験のある子が少なかったのです。

同じ学校で同級生になるわけなので、年齢は関係ないことは理解していたつもりですが、仲良くできる話の合う人がいませんでした。友達をつくるみたいな、学生ノリも完全に忘れていたので、一から人間関係を築くのがとてもストレスでした。

自分が社会人として働いてきた中で、もう価値観が完成してしまっており、偏った目で人を見て判断していた気がします。それに気づいた時には、自分がとても嫌になりました。

変なプライドや価値観は捨てて新しい自分と向き合うべきだったなと、思い反省しました。

1番楽なのは、友達を作ろうと思って作らないこと。合う人は自然に寄って来るはずです。友達の数が全てではありません!日本では待っている大切な人たちがたくさんいるのだから、あなたは1人ではありません。

  

シェアハウスでの共同生活がストレス

日本では、普通は1人で1つのアパートを借りて住むことができますが、カナダではシェアハウスが普通です。家賃が高いこともあり、同じ家に違う国の人や日本人と住むことが多いと思います。

私たちも、airbnbの家から引っ越した先がコンドミニアムのマスターベッドルームでした。そこに中国人の男性が住んでおりキッチンとリビングが共有でした。(この詳細が気になる方はぜひ、こちらの記事をご覧ください)

国も性別も性格も違う人と一緒に生活をするということは本当に辛いです。キッチンだけでしたが、その人がいると思うと部屋を出たくありませんでした。毎日顔を合わせなきゃいけない辛さや、共同部分の掃除を相手がしないなどの問題もたくさんありました。

本当にストレスで早く家を出たくて仕方がありませんでした。私たちが夫婦で来ていたので、余計プライベートが保てないのが苦痛だったのかも知れません。結局、半年経たずに引っ越しをして、自分たちだけの家に住むことで解決しました。

 

お金がないことへのストレス(仕事ができなかった時)

私たちはコロナ渦の留学で、学生ビザからワーホリビザに切り替えました。いつビザが降りるのかわからない状況で、生活費だけがどんどん無くなっていきました。

貯金はしてきたつもりですが、物価の高さや家賃の高さは想像より上で、この歳で最終的には貯金が無くなってしまうのではないかと、とても不安でした。

働いていない分、お金の事ばかり気にしてしまい、外食や観光はかなり控えて節約生活を送りました。周りの友人は金銭関係なく、毎日のように飲みに行ったり、旅行に行ったりしていたので、なんでそんな生活ができるんだろうと不思議に思いました。

これも社会人ならではのストレスなのかなと思います。自分で働いて貯金したお金が、どんどん無くなって増えない状況が続くので、お金にシビアになってしまい何も楽しめなくなるのです。その時は、本当にストレスで早く働いて自由に遊びたくて仕方がありませんでした。

ワーホリに切り替えてからは、働くことでお金の不安はなくなり、楽しく過ごすことができるようになりました。

 

食生活に関するストレス

日本人は食にとてもこだわりがあるので、カナダの外食は美味しくないのに高すぎると感じてしまいます。もちろん美味しいものもありますが、カロリーも高く油っぽいので毎日食べるのはキツく感じます。

自分で料理をすればいいのですが、初めの数ヶ月は何をどこで買えばいいのか分からず、海外の野菜や調味料も何を使えばいいのかわからず、料理をすることが苦痛でした。

私は料理が好きで得意な方なのですが、うまく作れない悔しさもありストレスになりました。

3カ月もしたら、色々なスーパーに行ってアジアの食材もあることがわかったので、贅沢に日本のご飯を作れるようになったのでストレスは軽減しました!

ホームステイをしていた子たちは、異国の食事を食べなければいけない辛さがあるようで、口に合わないと毎日言っており本当に辛そうでした。

 

天候や季節へのストレス

住む場所によって、天候や季節は全く違います。私たちが滞在しているバンクーバーは、レインクーバーと言われているほど雨が降るエリアです。

寒さは他のカナダの土地に比べると、温暖と言われていますが、体感は普通に北海道の冬くらい寒いです。一応、四季もあるのですが、夏のみ(7-9月くらい?)乾季で雨が少なく、それ以外はずーっと雨が降っています。

雨が降ると言うことは、毎日曇り空で太陽の陽を浴びることがないのです。 そのような生活を毎日送ると人はメンタルがやられます。鬱になりやすいみたいです!そのため、薬局にはビタミン系のサプリがたくさん置いてあります。

雨が降るとどこにも出かけたくなく、家に引きこもりたくなります。その家にはテレビも、十分な家具もなく楽しむことができないとなると、相当精神的に参ってしまいます。

改善法としては天候に関係なくリラックスでき、楽しめるように、家の中の設備を充実させて、好きな空間にしてみました。その結果ようやくストレスが軽減しました^^

 

夫婦喧嘩(もしくは恋人との喧嘩)がストレス

夫婦留学をした私たちは、いくら長く一緒にいて相手のことを理解しているとはいえ、意見がぶつかり合う日々が続きました。

異国の地ですから親友がいるわけでもなく、頼れる人もいない、自分と相手しかいません。小さなストレスが積み重なって、相手にぶつけてしまっているような状態でした。

本当に些細なことがきっかけで、どんどん大きな喧嘩へと発展していきました。

初めはこのまま夫婦関係を続けていくのは難しいのではないかとも思いましたが、お互いに見つめ直して話し合い、助け合い支え合うことで乗り越えることができました。

恋人や夫婦で留学をしようと考えている方は、本当に要注意です!そうならないためのコツは、相手に期待しないこと、自分のことは自分でやること(ご機嫌取りも含めて)、お金の管理や計画はしっかりとすること、自分の時間をつくること。

 

英語力が向上しないことへのストレス

英語が話せるようになりたくて来たのはいいですが、段々と成長を感じなくなって停滞していき、それがストレスになります。

終いには、ジャパレスなどで働いていると日本語しか使わずに(しかも日本人と同居)英語勉強がどんどん疎かになっていくのです。

私は現在この状況です。笑 語学学校が終わった後も、最初は自己学習していたのですが徐々に勉強すらしなくなりました。英語が流暢に話せなくてもなんとか生活できてしまうのです。

そんな自分が時々嫌になり、何のためにココに来たのだろう?と自問自答を繰り返します。英語を使ってコミュニケーションを外国の友達と取りたいとも、思わなくなって来てしまいました。(ヤバい、末期です)

もう英語そのこと自体がストレスなのです。ここまで嫌になる人はきっと少ないかとは思いますが(笑)、英語学習を頑張っても停滞してしまう時期があります!

そんな時はもういっその事ことやめてみる!楽しく勉強する方法を考えてみましょう。英語ペラペラの日本人に聞いたら、コツはとにかく喋ることだそうです。

 

将来、この先何をしたらいいのかわからない不安。

「自分探しに海外に来た」「自分が変わりたいから」「人生経験や思い出にしたいから」「やりたい仕事のために」「英語を身につけるために」

留学の理由は人それぞれです。英語は世界共通言語ですから、学ぶことにはとても意味があります。

でも実際に留学にきて、好きなように働いて休んで遊んだりしていると、この先日本に帰った時にどうすればよいのか?自分は何がしたいのだろうか、現実に戻った時にちゃんと働けるのだろうか?

という不安に押しつぶされそうになります。若い方ならまだしも、アラサーの人たちは特に自分の人生を深く考えるかと思います。

そんな時には海外生活をしていくうえで、しっかり目的を持つことが大切だと思います。例えば、TOIEC800点を目指す、やりたい仕事のために学校に通う、世界遺産を一年間で5ヶ所回る、等々。

その期間を決めて思いっきり遊ぶこと、目的からはブレずに行動していくことは不安に押しつぶされないための、自分をもつことに繋がります。

 

まとめ

留学のストレスのピークは3ヶ月後〜10ヶ月くらいだと個人的には思っています。上記のような要因が組み合わさって、どんどん不安やストレスが溜まって 留学が辛い、早く日本に帰りたい。と思ってしまうのです。

そして1年経過すると、不思議なことに海外生活に慣れてきます。生活が落ち着いて自分のペースで過ごせるようになるのです。(カナダに長く住む方もよく1年は辛かったと言います)

今、留学して辛い思いをしている方は1年たった時に生活に慣れてくるかもしれません。そして、辛い思いをしてきた仲間はたくさんいることを忘れないでください!あなたは1人じゃありません。

私は今やっと生活に慣れてきて、精神的にも落ち着いたので、遅いけれどこれから英語の勉強をしたり旅行をしたり やっと楽しめるなと思っています。

私たちや皆さんの留学生活がステキなものになりますように。

留学して3ヶ月の時に感じていたストレスと気持ちについてはこちらの記事からどうぞ↓

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