バンクーバーの語学学校vgcに通ってみた感想と実際

学校
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こんにちは!バンクーバー留学で皆さんが気になる語学学校のことを紹介します。場所は、VGC INTER NATIONAL COLLEGE という紫色が目印の学校です。 アラサー夫婦がバンクーバーの語学学校vgcに通ってみた 実際に感じたことや授業内容、エージェントは教えてくれない正直な感想についてお伝えします。

 

VGC 語学学校とは?

 

VGC International College は基礎英語からアカデミック英語まで幅広いレベルや分野でしっかり勉強できる環境を整えた中規模の語学学校です。

VGC の 1 クラスの人数は平均 10-12 名と少人数の学習環境となっています。基礎英語は 8 レベルに分かれており、Core クラスと Plus クラスの 2 コースから選択できます。時間数の長い Plus クラスでは午後の選択授業とは別に Plus クラス専用の選択授業を受講でき、よりアカデミックな内容を学ぶことができます。

詳しくは外部サイト(world avenueのサイトはコチラ)で確認してください!

 

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VGCのルール、母国語禁止

こちらの学校には、母国語禁止というルールがありました。もし母国語で話している人がいて先生に見つかった場合は、注意を受けます。また続く場合にはレッカードというものを受け取り、何枚か受け取ったら学校を強制的に休まなければならないというものでした。

他にも、休み時間やお昼休憩の時は一人でケータイをいじったりするのではなく、周りの友達とたくさん話すように言われます。

逆に英語をたくさん頑張って話している生徒や、授業中のゲームで勝ったり、先生に褒められた場合には パープルカードと呼ばれるものが配られます。このカードを集めて、専用のBOXに入れておくと 毎週一回抽選で、スタバなどのギフトカードが貰えることになっていました。

実際にもらったパープルカード、メキシカンの友達と。

ご褒美がもらえる嬉しさもあり、みんなパープルカードを貰えた時は喜んでいました!でも私は実際に、ギフトカードに当たったことがなく当たる確率は極めて低かったです。笑(友達は1人当たっていました)

 

コロナ禍の学校の実際

学校に入る時には、非接触計を使っての検温と感冒症状の有無を確認されてから、名前をチェックされます。登校時間は、クラス別にずらすように指示はされているのですが割とみんな気にしないで登校していました。

学校ギリギリに来ると、長い列がエントランスの前に出来ていることもしばしばありました。

基本的にマスクの着用義務があるのですが、先生によっては 発音が伝えにくかったり声が聞こえにくくなるのでマスクを外したりもしていました。クラスは少人数制と謳っていますが、実際には20人くらいはいたと思います。

生徒の人数が多い割に机が少ないので、長机(普通に使ったら3人〜4人)にMAX6人くらいの人が交互に向かい合って座ったりするので、結構混雑していた印象でした。

1人がコロナに罹っていたら、すぐに感染してしまいそうで少し怖かったです。扉は開けて換気はしてくれていたのと、掃除の人が休み時間にドアの消毒をしとくれていました。

コロナが比較的落ち着いた時には、ロビーでワイワイしながらみんなでお昼の食事をとったりしていましたが、コロナが多くなってきた時はロビーの椅子が撤去されて教室または、外のみでの食事をするように勧められました。

オミクロン株が流行った時には、一時休講となりオンライン授業が2週間続いたこともありました。(私はオンラインは嫌いでした)

zoomで行われてスライドを見たり、グループで話したりします

 

気になる国籍比は?

留学する際に、日本人の皆さんが気にするのは国籍比かと思います。私はコロナ禍の留学でしたので、参考程度に。日本人は結構多いです!笑 1つのクラスに日本人40%-50%、メキシカン20-40%、韓国人20-30%、その他(ヨーロッパ、コロンビア、ブラジル、イスラエル、エクアドル、チリ)10%-20%

あくまでの私の体感ですので参考程度にお願いします。日本人とメキシカンがとても多いという印象でした!日本は日本人のグループを作りがちですが、メキシカンもメキシカンのグループを作っていてみてて面白かったです。笑

 

年齢層はどのくらい?

年齢層は結構若めな印象でした。主に高校生の留学生、大学生を休学してきているという学生さんたちが50%くらい。社会人だけど、25歳以下で来ている若い人たちが30%ほど。10%が私たちのような20代後半のアラサーのギリホリな人たち。残りの10%が30歳代、40歳代、最大の年齢では60歳代の人もいました。

大人の多くは、子供と一緒に来たついでに学校に通った方や、夫婦で来た方、仕事で英語が必要なために来た という理由でした。

教室の雰囲気はクラスにもよりましたが、若いキャピキャピという感じです。ロビーでもワイワイ騒いだりしていて、若い子たちはとても楽しそうにしていました。

VGCにはアクティビティーもたくさんあるので、いろんな友達を作る機会もありました。例えばパブにみんなで行ったり、観光ツアーであったり、ボーリング大会や食事会など。私はパブに一度参加してみましたが、グループで固まっているため、もともとの友達と一緒にお話しを楽しんで終わりました。笑

 

レベルに合わせた授業内容

授業中のホワイトボード、いろいろな挨拶の仕方が書いてある

最初に述べたように、こちらの学校はレベルが8まであり入学テストで自分の最初のクラスが決まります。私は恥ずかしながらレベル2(1番最低ライン)からスタートしました。笑 ちなみに夫も同じクラスで同じレベルからのスタートです。

内容としては、「Be動詞、一般動詞、過去形、助動詞can、時間、There is〜の文」などなどから始めました。内容としては難しくはないのですが、最初は英語ですべて教えられるのが難しくて理解できなかったです。1ヶ月くらいすると徐々に耳が慣れてきて、授業も普通に受けれるようになります。

2週間毎にテストがあり、90%以上の点数を2回連続で取るか、最後のterm(8週間後)のテストで70%以上の点数を取ると、上のクラスに昇格できます!

私たちは4ヶ月間学校に通いましたが、その間にレベル2.3.4を経験しました。レベルが上がる毎に教科書の内容が難しくなり、単語がわからなくなり、文法も 「未来形や現在進行形、受け身、現在完了形、加算不可算名詞」など、日本で教えられたこととはちょっとニュアンスが違うこともあったりして、難しかったです。

エージェント曰く、vgcは勉強のレベルが高いのと大学進学する前の人が来る場所なので、レベル4をクリアしたら日常会話としては問題ないとのことでした。レベル5からは、IELTSやTOIECなどを取りたい方や進学する方向けだそうです。

週に2回あるエレクティブクラスというのが、選択制の授業になっていて、自分のは苦手分野の中から選択して学べるのはとても良かったです。(私はスピーキングをずっと選択していました)

 

VGCは先生によって、授業の差がある!

レベルが変わるごとに、担任の先生が変わりますが 良い先生に当たるととても良い学びができて楽しく過ごせます。しかし中にはダメな先生、評判の悪い先生もいるのです。 

実際にレベル3の時の私の先生は60歳代の大ベテラン、夫のクラスの先生は若めの男の先生でしたが、教科書の進み具合や授業のやり方も全く違いました。夫のクラスの人たちはみんな、つまらなそうにしており学校を辞める人も多々いました。(その先生に教えられても意味がないからだそうです)

終いには、その夫の先生は問題を起こしてクビ。次の週から新しい若い新人の先生に変わったのですが、それもまた酷かったみたいです。 そしてレベル4の時の私たちの先生もとても酷かった。(この時は夫と同じクラスになりました)

自分本位な授業の仕方、みんな教科書に沿っておらず理解に苦しむ。終いには、先生がオンライン授業を初めて生徒全員が学校のクラスに来ているという謎の状況に。。。さすがに呆れました。その先生も、クビになったのか学校に来なくなり、また違う新人が来ましたがまたその人も消え、、、3回くらい先生が変わり、私たち生徒はなにを学びに来たんだ?!状態に。

日本のように、教育制度が統一されている感じではなくて、先生一人一人の力量の問題なのだなと(個人でやっているような感じ)思いました。 だから先生によって全く学びが違うところは、本当に運だし 残念なところだなと思いました。

 

4ヶ月通った結果、英語力は伸びたのか?

私はレベル2.3.4と授業をしてきましたが、その結果…まだ英語は全然話すことができません。正直、初心者から語学学校に通い学ぶには4ヶ月だけでは足りないです! 

しかし、そんな私も成長を感じることはあります。まずはリスニング。最初は全く先生が言ってることが分かりませんでしたが、耳が4ヶ月でだいぶ慣れました。そして文法、こちらは日本人ならある程度理解していると思いますが改めて学び直して、実際のコミュニケーションで使えることが増えました。

日常コミュニケーションを流暢には全然話せませんが、ゆっくりでしたら思いを伝えて他国の友達と話せるようになりました!(もちろん翻訳機も時々使いますが) 語学学校に通う最大のメリットは、英語を話すのが怖くなくなる(恥ずかしくなくなる)ことだと思いました。

自分が最初に語学学校に入った時は、自分よりも1〜2ヶ月前に入った日本人の留学生がとても英語が話せているように感じてすごいなーと思ったのですが、自分も新しく入った日本人から見たら、そう見えていたみたいなのです。

要するに、4ヶ月の語学学校は無駄ではなかったということです!

 

VGCのメリット、デメリット

メリット

  • 日本人が多いので安心
  • 日本人のカウンセラーもいるのでサポートは手厚い
  • レベルが8まであり全体的な、英語レベルも高い
  • アットホームな感じ
  • アクティビティも充実しているため1人できても安心
  • 若い子が多くて楽しい雰囲気
  • パープルカードが貰える

デメリット

  • 年齢層が比較的若いので大人は馴染めない可能性もある
  • 日本人が多い
  • 先生によっての授業の差が大きい
  • 基本的には嫌でもクラス替えもしてもらえない
  • 独自ルールが多い
  • 少人数制と言っているが、教室はぎゅうぎゅう詰め

 

まとめ

以上が、バンクーバーの語学学校vgcに通ってみた 感想と実際になります。

私は現在はvgcの学校にしか通ったことがありませんので、比べようがないですが 海外の語学学校はこんな感じなんだな!という印象を受けました。 やはりアラサーで来ると若い子が多くて、コミュニケーションに戸惑ったり 友達が作りにくかったりもして日々疲れました。笑(留学3ヶ月経過後のストレスについての記事はこちら)

でも結果的には通ってよかったな、良い経験だったと感じています。これから語学学校を探す方の、参考になればと思いますのでぜひ検討してみてください。

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